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連日放送しているアニメの中から、ジョーの感想をアホのように語るブログ。 アニメ・漫画・映画・スポーツ・ゲーム…と興味はいっぱいv TB・コメント・無断リンクも大歓迎でありま~~す!!
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フランスの少年たちの映画[コーラス-Les Choristes-]を観て参りました~って、もう一週間経っちゃうけど(涙)

えーと、久々に映画を観倒すぞーと選んだのが「コーラス」。
戦後のフランスで手が焼ける少年たちを収容した施設でのお話ですよ。
この物語は1人の初老の音楽家の回想から始まるのです。

音楽家として成功したピエール・モンジュは公演前に母の死の知らせを聞く。世界中を飛び回る彼が久々に母のお別れに戻った夜、1人の男が訪ねて来る。その男は幼い頃にいた施設「池の底」の児童の1人ペピノ。彼等の恩師マチューの形見をモンジュに渡すためだった。2人はアルバムの集合写真を見ながら、幼い頃に思いを飛ばして行った。

マチューは音楽教師だった。
音楽家としては成功できず、教師としてもイマイチ。やっと就いたこの職も、教師より舎監としての役割が多かった。しかも、この「池の底」は横暴な校長と素直じゃないネジまがった少年たちが年中やり合っている寄宿舎なのだ。
一番小さな孤児のペピノは、死んでしまった両親をいつも門のところで待っている。彼曰く「土曜日に迎えに来る」のだと。問題児はたくさんいた・・・というよりも、問題児しかいなかった。
彼等の悪戯に怪我をする職員も多く、げんにマチューの前任の舎監は腕を何針も縫って辞めて行ったのだ。

マチューはどうにかして少年たちと近付き、悪戯や脱走もない平和でゆとりのある子供にしようと努力するけど、どれも子供達の心には届かずにいた。

「合唱で子供達を更正できないか??」・・・そう思い立ったマチューは子供達に歌を教えはじめる。
始めはそれぞれが面倒臭そうにしていたが、次第にまとまって行くにつれて、子供達の悪戯は少なくなって来る。
その中で天使の容姿でタチが悪い(校長談)モンジュは練習に加わることはなかったが、夜に誰もいない教室でこっそり練習をしていた。その透き通ったソプラノはマチューを驚かせる。モンジュの歌声には音楽家としての資質が溢れていたからだ。

マチューと合唱によって、子供達は変わって行く。
「やられたら、やりかえす」合い言葉のように言っていた同僚の教師や職員たちも、子供たちの個々を認めるようになっていた。
少しずつだけど、改善の方向へ向かっていた頃、「池の底」にある少年モンダンが入舎して来た。
モンダンは乱暴で嘘つきで手癖も悪く、なによりも心を病んでいた。精神科病棟から様子を見るという面目で来た彼は、子供達を不安にさせる存在だった。
モンダンが脱走した頃、校長室から施設の運営費が盗まれた。戻って来たモンダンを校長は手荒い折檻で詰問するが、モンダンは最後まで自分がやったとは言わなかった。結局、この一連の行為が問題となってモンダンは施設を去って行くことになる。(お金を盗んだのは他の生徒だったんだけどね~)

マチューの合唱団は校長に黙認されるようになっていた。
施設のパトロンであり、教育委員会に強いパイプを持つ侯爵婦人が合唱教育について好感を持ったからだった。校長はこの企画を自分の手柄として、あわよくば勲章を戴きたいと思っていた。
けれど、自分が会議に出ている間に寄宿舎が火事騒ぎ!! ボヤ程度で住んだものの、留守中に子供達をつれて出かけていたことがバレてしまった・・・。もちろん、火事を起こした始末はマチューが解雇という形でつけられてしまう。
しかし、その火は校長が折檻し、とことん痛めつけたモンダンの復讐だったのだ。次の施設を脱走していた彼は、上がる煙りを遠くでみてほくそ笑んでいた・・・。

子供たちと別れの挨拶をすることも許されず、1人で荷造りして行くマチュー。
校長の命令を破ってでも見送ってくれるヤツもいるかと淡い期待をしたけど、誰も彼を追って来ることはなかった。
寂しい気持ちを隠さずにトボトボと歩くマチューに、少年たちの歌声が聞こえて来る・・・。
飛んで来る神飛行機には少年たちからのメッセージが書かれていた。それを一枚一枚広い、美しいコーラスをバックにマチューは歩を進めた。その顔はどこか晴れ晴れとしたものになっていた。

マチューが去った後、横暴だった校長は職員たちの訴えにより解雇された。モンジュは母の再婚でリヨンに移り、その地の有名音楽学校へ進んで行くことになる。優秀な教師と恵まれた環境によって、モンジュは立派な音楽家になることができた。
その後のマチューについて、モンジュはなにも知らない。彼の形見を持つペピノは、日記に書かれなかったその後を語った。
学校を出たマチューはバスに乗ろうとした時、荷物を抱えて追い掛けて来たのはペピノだった。
「ぼくも先生と行きたい」小さい身体で訴える。
一度は振り切ってバスに乗ったマチューだったが、身寄りもなく成長も遅いペピノを放って行ける訳がなかった。
ペピノはずっと言っていた「土曜日の迎え」はその時事実になった。マチューとペピノが発ったその日は土曜日だったのだ。

モンジュやペピノの人生をこんなにも変えたのは、1人の教師マチューだった。
名もない、1人の音楽教師が少年たちのターニングポイントとなっていた。ずっとずっと忘れていたモンジュは、若い頃には彼に感謝することもなかっただろう。
実際の世界でもそうだよね。
自分のために善かれと、親や教師がしてくれたことを、感謝もせずに無意識に受取っていた自分。時にはウザく思ったり、お節介だと噛み付いたりして・・・
今の自分に満足なんてしていないけど、色んな外からの意見や刺激があって、自分の人格の形成ってのはできてんだと思うよね。
変わろうと思って変えられる人生だったら楽だけど、大抵はどうにもならないことばかり。幸運にも転換期を与えてくれる恩師に出会えるなんて素敵だし、すっごく羨ましいことだと思う。

最後に、ペピノ役の子って初老モンジュの息子なんだってね。なるほど、そう言えば顔が似ている・・・。けど、一体いつの子なんだろ・・・撮影当時にどう見ても6才だとして、ジャック・ペランが58くらいの時の子!? すげーな、フランスの俳優は!!w

綺麗な歌声と少年たち、美しい映像もありのフランス映画。文部省も推薦の子供に見せたい映画です。
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2005.05.07.Sat 14:10 | 映画 | trackback(5) | comment(0)
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PROFILE

joe
【生息地】
ペコポンの日本、東京に滞在中。

【生態】
漫画・音楽・アニメ・映画・スポーツが好きなペコポン人。噛み付きませんが毒は吐きますヨ~。
楽しいことがトコトン大好きv 欲望にはどこまでも忠実でありま~す!!
どちらかと言うと「乙女心」ってヤツが全く理解出来ていません。

【餌】
スイーツ(チョコ&ケーキ)と寿司、イタリアンとフレンチはコースで食べたい派。最近はスペイン料理に心を奪われている…

【特徴】
独りで勝手にハマッて友達等に布教(熱弁)しるのが悪い癖…みたいっスよ。
理性のブレーキ部分が脆弱で、ついつい散財してしょーもないコレクションが半端に溜まってるらしい。

【弱点】
色男&金髪&かっこいい&影のある男&誠意がある&遂行力のあるイイ男にすっっごく弱い。

【嫌い】
煙草とバカと非常識。虫全般と不味い御飯。緑茶。

【コメント】
なんか、我はどうもブログが長文で、右部分(こっち側ね、こっち)が異様に余るんだよねぇ…。貧乏性だからスペース空いているとどうも落ち着かんわ~ってコトで、意味もなくプロフィールをダラダラと書いてみたヨw
しっかし、こんなに長文なブログでいいんだろうか…でも知らない間にずんずんと長文で語っちゃうんだよ。まあ、長い時は「面白くてjoeの思い入れたっぷり」ってことなんで、推薦基準になってるカモ??
ともあれ、このブログは暇な人だけ読んでくだされば結構ですだ~。
コメントは有り難く頂戴しますが、誹謗中傷や殺傷力のある悪意コメントはIP保管で削除するっス(アク禁もするヨ)。はいはい、ごめんなさいよ~。

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